第4回『I wish…』


さて、予告どおり今日は、青龍サイドの曲を紹介したいと思います。
といっても、今回の曲は青龍CDには収録されていないものなのですが。

曲名:I wish…
作詞:柚木 美祐
作曲:清岡 千穂
編曲:山中 紀昌
歌:唯(冬馬 由美)
使用場所:倶東国で唯が美朱と鬼宿のキスシーンを目撃したシーン他(BGMのみ)

前回紹介した柳宿の歌と一緒で、テレビアニメ放送中のときに発売した「キャラクターズヴォーカルコレクション」9枚のうちの1枚、唯ちゃんのシングルCDに収録されていた曲です。
ちなみにこのヴォーカルコレクションは、美朱+朱雀七星士と唯ちゃんで9枚になります。
9枚購入して応募券で応募すると、非売品のCDをもらえたのですが……私は軫宿だけ手に入れられなかったので(第2回『わかっていたはず』の余談参照)、残念ながら手に入れられずでした(涙)

そんなキャラクターズヴォーカルコレクションですが、実はこの唯ちゃんのCDは、1番最初に買ったふし遊のCDなんです。
ちなみにOPとEDは、当時小学生の予算の関係上、アニメの曲をカセットテープに録音してありました(時代を感じます…)。
なぜ唯ちゃんのCDだったのかというと、単純に唯ちゃんが好きだったからです(笑)
当時ふし遊のキャラクターの中で1番好きなキャラクターだったかもしれません。
その次は、確か翼宿だったかな(私を知っている人には意外や意外だと思いますが)。
アニメイトで買ったふし遊の下敷きも、唯ちゃんのものだけ持っています。
なんでしょう…唯ちゃんに共感する部分があったというか、性格的に好きだったんでしょうね。

あ、なんか話が脱線してますね(汗)
まぁそんなわけで、おそらくふし遊ソングの中で私がリピートした回数ベスト5には入るであろうこの曲。
ここでもちょっと脱線して悠宇カラの話になりますが、ふし遊ソングがカラオケで沢山歌えるようになって嬉しやと思いきや、この唯ちゃんの曲だけなぜか入っていないんですよね(/_;)
青龍七星士の歌は入ってるのになんででしょう…?
まことに残念なので、今更ながら密かにリクエストしたいと思ってます。
特にこの「I wish…」は柳宿の「風の旋律」同様、キャラクターの心情がとっても伝わってくる歌なので、是非聴いてもらいたいし歌ってもらいたいです(><)

さて、この歌を知らない方にどんな感じの歌なのかご紹介しますと…
唯ちゃんの「青い星に願う、報われないラブソング」です。
青い星というのは、もちろん青龍の星のことですね。
まぁここで「ラブソング」というのはちょっと判断に迷うところなんですが。
というのも、この歌の矛先は鬼宿であり美朱なんですね。
唯ちゃんは、人買いから救ってくれた鬼宿にホノかな恋心を抱きながら、四神天地書を読んでいました。
そして、美朱と入れ違いになって本の中の世界に入ってしまい、倶東国で心も身体も傷付けられてしまいます。
それでも、親友の美朱を信じて待ち続け、念願の再会を果たしたのも束の間…美朱がこの世界に戻ってきたのは自分のためではなく、愛する鬼宿のためだったと知ったとき、自分の中で信じていたものが全て壊されてしまいました。
美朱にとって唯ちゃんも鬼宿も同じくらい大切だったのですが、傷ついた唯ちゃんには、2人の幸せそうな姿がどうしても許せなかったんですね。
その後の唯ちゃんの心境を歌った曲…と言ったら伝わりやすいでしょうか。

身よりもない異世界で、頼れるのは親友の美朱だったはずなのに、その親友に裏切られたとき、自分はひとりぼっちになってしまったと、孤独な思いに苛まれます。
青龍の巫女にも当初はなろうとは思わなかった。
美朱と一緒に元の世界に帰れさえすれば、自分の受けた傷も癒されると思っていた。
でも、それももう叶わない…
青龍の星に叶わないと思いながらも願い続け、問い続けてしまう。
決して明るい歌でも前向きな歌でもないけれども、この歌を聴くたびに当時の唯ちゃんの辛い気持ちを感じることができるので、私の好きな歌の1つでもあります。

「誰かを信じることは 傷つくことなのに」
「愛を覚えるたび 人は弱くなっていく」

朱雀が「光」だとしたら、青龍は「闇」だったかもしれません。