【3】1幕~其の壱~


  • 時)14時~未明
  • 於)新宿シアターサンモール
  • 人)朱赤・薫(朱雀)・たかの・夏海・Toy・鳴海・かなた・ayumi(合流) *敬称略

舞台の始まりの音楽は初演時と同じ。
どことなく厳かで扉を開け放つような音楽。

余談ですが、サントラ発売したときBGMも入っているかと思ったら、テーマ曲だけでちょっと残念でした。
せっかくだから次回のテーマ曲発売時はBGMも入れたサントラにしてもらいたいなー…なんて。
せっかくの良い音楽が勿体無い!

話は戻りまして…入りは初演と同じですね。
舞台中央の四神天地書が浮き上がって消えるという演出。

で、美朱が登場し原作1話通り、美朱の夢の中。
ここで新しい演出が!
今回、映像が加わったとキャストさんのブログにも書かれていたので気になっていましたが、どうやら背景効果などに映像を使われていたようです。
その出だしが美朱の夢の中に出てくるラーメンやらゴハン類でしたw
美朱がそれを食べようと手を伸ばすとポンポンと浮き上がったゴハンが消えていくと。
初演のときは何も無いところに、あたかもあるように演じられていましたが、今回はこうした視覚効果を増やされたわけですね。
前の劇場だと広さ的に映像があるとゴチャゴチャしてしまうと思うので、この劇場だからこそできたことかなと思います。
映像は紗幕に映していたのかな?
紗幕といえば、今回紗幕をカナリ多様していたなーと感じました。(あ、舞台の内容とはあんまり関係ないですけどね…いや、意図としてはあるか)

さて、そんな美朱が夢から覚めたところに唯ちゃん登場。
2人で閲覧禁止図書館に入り、四神天地書に吸い込まれてしまいます。
(ここはほぼ初演と変わりなかったと思います)

で、ここでオープニング。
映像に舞台「ふしぎ遊戯~朱雀編~」と映し出され(確かここででしたよね…?曖昧…)、登場人物が1人ずつ登場。
初演でもオープニングはこんな感じだったと思います。
登場順は、はっきりとは覚えていないのですが、確か心宿に続いて鬼宿が最後だったのは覚えています。
紗幕の前に鬼宿以外の朱雀七星士&美朱、紗幕の後ろに心宿&唯ちゃんと鬼宿がいました。
確か、登場順、最初の方は井宿&翼宿、星宿&柳宿の組み合わせだった気がする。で、軫宿&少華、張宿&亢宿だっけ…?
攻児がチラッと出てきていなくなったのは覚えてるw
(誰か補完してくれないかなー…)
2人ずつ左右に登場し、ポーズを決めると映像に役名とキャスト名が表示されました。
(戦隊モノのオープニングみたいな感じ?)
初演時、皆オープニングかっこいい!って言ってたんで今回もそれをベースにして引き継いだのでしょう。
ココで、星宿と柳宿が宮廷アップヘアで衣装がゴージャスになっていたのにニンマリしましたw改善されてる!

オープニング終了後、美朱と唯は四神天地書の中へ。
悪漢に絡まれていたところ、鬼宿に助けられる。
ここで、鬼宿のお金のせびり方のガメつさに観客笑い。(鬼宿、レベルアップしてますw)
鬼宿が去った後、2人は元の世界へ。

夕城家の食卓。美朱、中国哲学を専攻している兄・奎介に四神天地書のことをきくも四神のことはわかるけどー…のくだり。
母が模試の成績の話で遮る。
その後、日記を読んだ母親と諍いを起こし、再び図書館の閲覧禁止図書室に導かれる美朱。
読み終えたら願いが叶うという四神天地書を開き、再び本の中の世界へ。

……と、ここでゴメンナサイ。
もしかしたら、ここでオープニングだったかもしれません(爆)
本の中を行き来するシーンの合間だったのは覚えてるんですが、どこで入ったか実は曖昧です(--;
純粋に何も考えずに素直に観ていたんだと許してくださいまし…。

さて、今度は1人で本の中に入った美朱。
一歩進むとそこには昔の中国のような街並みが(映像で街並みを表現してました)。
近くを通りかかった人、数人に、額に鬼の字のある人(鬼宿)の行方を探しているところ、またもや不良に絡まれる。
そして、またも鬼宿に助けられます。(ここも初演と変わらずかな)
美朱もちゃっかり、1人不良を倒してたのがちょっとツボでしたw(原作では最初に1人で闘おうとしてましたよね)

美朱は鬼宿に付いて行こうとするが、仕事が忙しいからと邪険にされる。
2回も助けてもらったし、お礼をしないと気が済まないという美朱に鬼宿は、たまたま通りかかった紅南国皇帝の一行に目を付ける。(皇帝ご一行は舞台奥に現れました)
きっと無理だろうと、皇帝の乗った籠に付いている飾りをもらってくれば一緒にいていいと言う鬼宿。
ところが素直な美朱は、皇帝のもとに行き「その飾りく~ださい!」と言って兵たちに取り囲まれる。
このときの鬼宿の唖然としようも原作まんまでしたw
慌てて美朱を助けた鬼宿は、美朱の根性に免じて一緒にいてもいいと言う。
お礼がまだだという美朱に、鬼宿がキス。(あ、原作通り額ね)
と、ここで美朱が光を放ち姿を消していく。
その姿を見た皇帝は美朱と鬼宿を捕えるよう命じる。

確かこのくだり、初演ではカナリはしょられていたと思います。
鬼宿が美朱のおでこににキスも、初演は無かった気がします。
ということで、今回はかなり原作に忠実に進められていました。
続いてのシーンも初演では無かったハズ。

幼き頃の父と母の離婚の夢を見、魘される美朱。
目が覚めた時、美朱と鬼宿は紅南国宮廷の牢に囚われていた。
一方、奥の方では玉座に腰掛けた皇帝と家臣が先ほど少女から出た光について話をしている。
(今回の舞台は、手前が平べったい舞台、紗幕の向こう側の奥の方が緩い階段状の舞台になっています。前回は横向きの階段でしたが今回は縦向きというんでしょうか…例えるなら映画「ローマの休日」の時計台のところの階段とか、セーラームーンのオープニングの終わりの方に出てくる月の国の階段みたいな感じ。余計わかりづらくなりましたかw)

皇帝たちが話をしている最中、牢では美朱がチューインガム(フーセンガムとも言う)を持っているのを思い出し、口にする。
ここで観客の笑い発動。
というのも、本当に漫画のように風船が顔くらいの大きさまで膨らみパンと割れたからですw(おそらく本物の風船でしょう)
その後、美朱が「イタイイタイッ」って本気で痛がってました。(一瞬ドリフのコントかと思いましたw)
そして、余ったガムがなぜか靴下の中?靴の中?にあったので(ちょっとビックリしましたw)、美朱が鬼宿にあげると言い、有難がる鬼宿。

牢から逃げ出した2人だったが、すぐに兵に見つかってしまう。
そこへ、皇帝登場。言わずもがな星宿です。
オープニングでも触れましたが、初演の時と違い、登場時の星宿は皇帝スタイルで、髪の毛はアップに冠をつけており、衣装も煌びやかでした。
パンフレットの写真やブロマイドでも確認できましたが、今回本当に宮廷組の衣装は頑張ったと思います!
生地からして前回と比べものになりませんwスタッフ見ると衣装の素材協力の人とかいらしたしww
&髪の毛もオンオフあって、メリハリがついたと思います。

さて、星宿からの要請で朱雀の巫女になることにした美朱。
とりあえず元の世界に帰って身を落ち着かせてから…と考えていましたが、そのとき現実世界の図書館員(下手に少し現実世界スペースあらわる)によって、開かれた四神天地書を閉じられてしまいます。
これにより、元の世界に帰ることができなくなった美朱は、朱雀七星士を探すことに。
そしてその後、鬼宿と星宿が朱雀七星士であると知ることになります。
あ、ちなみに玉座は舞台の奥・階段の上にありましたが、星宿の自室(執務室?)シーンのときは、上手に椅子と机を用意されていました。

次の七星士探しのヒントは、星宿が持っている四神天地書の巻物に書かれていました(言わずもがなですが、現実世界にある四神天地書は本で、本の中の世界のものは巻物)。
そこには「宮 武」と書かれていたため、星宿は、宮殿から選りすぐりの猛者を集めます。
小手調べに鬼宿が兵たちと相手をしようとしますが、自分の強さを証明しただけで七星士は見つかりません。
そこで、美朱が私の出番だと「本当に強い男は女の子に手出しできないハズよ~」のくだりを言うのですが、兵たちは聞く耳持たず攻撃体勢。
ここは初演同様、原作のように美朱が悪口言う間もなく無差別に攻撃してくるので、紅南国軍の未来が心配w

やがて、兵たちが暴れたことによって、美朱がいる場所の建物が崩れ落ちてしまいます。
星宿の「そこから離れろ!」という悲痛な叫びと同時に、美朱を庇って崩れる建物の中に飛び込む鬼宿。
初演では確か、この美朱に覆いかぶさる鬼宿のドキドキシーンがT字舞台の突起部で行われており、前列の人は横から超至近距離で美朱&鬼宿接近現場を観られていたと思います。
逆に、遠くの席の人は前の方のお客さんのおかげで舞台が隠れてしまい、よく見えなかったシーン。(私もその1人でした)
今回は、スタンダードな舞台だったので、ハッキリ見ることができた…と思いきや、やはり寝転がっているシーンなので、前の席の人が壁になってちょい見にくかったです。
こればっかりはしょうがないですね(^^;

で、この兵とのやり取り辺りで上手奥の階段辺りに柳宿と侍女出現。
星宿同様、今回はアップヘア(髪留め付)バージョンvvこちらも後宮の姫らしく衣装が煌びやかになってました。
で、「あの娘は?」のくだりがあり、瓦礫から2人を救出します。(流れは初演と同じです)
初演でもそうでしたが、柳宿のシーンは力の強さ具合を表現するために、いちいち素敵な効果音が入りますww

柳宿に助けられた美朱は握手を求めますが、無論そんなものはスルーし、「私が助けたかったのはこの方ですわ」と鬼宿の頬にキス。
流石に原作のようなベロチューではありませんでした(当たり前)

その後は、原作より少し展開早く、柳宿と仲良くなるため、すぐに柳宿の身の回りの世話を始めた美朱。
初演同様、美朱へたまちゃん(鬼宿)ラブラブ見せつけ作戦を決行する柳宿。
初演では鬼宿をグルグル巻きにしているのがロープ紐っぽかったのですが、今回は、布でミイラ巻きのようにされていましたw
鬼宿に抱きついたときや引っ張っているときの効果音は相変わらずですw
美朱は柳宿の部屋の掃除をするも、柳宿のイジワルによって夕食にもありつけない。(原作通りで何やら漫画のシーンがフラッシュバックしますw)
その後の怪我した美朱の足を鬼宿が手当するシーンは初演同様カットでした。

続いて、確かこの辺りで、美朱の母から唯ちゃんに美朱捜索の電話。
唯ちゃんが受けたのが携帯電話で一瞬ビックリしましたがw展開スムーズに進めるためにはしょうがないかなと思いました。(まぁ、原作知らない人は気にならないですよね)
もしや美朱は図書館にいるのではと探しに行った唯ちゃんは、四神天地書を見つけ、本を読みはじめます。
すると、前に美朱とこの場所で地震に遭ったときの夢のような出来事が、そのまま本に記されているではないですか。
どうやら美朱がこの本の主人公「朱雀の巫女」であると認識した唯ちゃんは、本を読み進めることにします。

ここで再び本の中の世界。
柳宿は美朱に、後宮の外にある庭の池で落とした大事な耳飾りを探してきてほしいと頼みます。
その飾りは「夜光珠」という夜になると光る石でできているので、夜にならないと見つからない。自分は外に出ることは叶わないからと。
見つけてきてくれたお礼に、朱雀七星士として仕えてもいいという言葉を聞いた美朱は、すぐになくし物を探しに向かいます。
美朱がはけた後、柳宿はなくしたはずの夜光珠の耳飾りを手に持ち、意地悪く「ばーか」。

池にやってきた美朱は、暗闇のなかで足を掬われ、池の中に落ちてしまいます。
そして、現実の世界では唯ちゃんの制服に水草が絡まり、まるで池の中の美朱と同調するかのように息苦しくなります。

その頃、柳宿の部屋の前を通りかかった鬼宿は、美朱がありもしない夜光珠を探しに池で凍えていい気味だと女官と話す柳宿を目撃し、一喝する。
そこで柳宿が、実は鬼宿ではなく星宿に好意を持っていることが発覚。
そんな柳宿の叫びを、池から帰ってきた美朱も聞いていた。

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