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第3回『風の旋律』

すみません!!(-^-;
始めて3日で締め切り破りました(爆)
ということで、日付は変わりましたが5/8分の記事アップです。(記事上は5/8に詐称してますが)

第3回は、私も好きな歌ですが、それでなくとも、ふし遊ファンの中で好きな方が多い曲をご紹介します。
柳宿のキャラクターソング「風の旋律」です。
「かぜのうた」と読みます。
しばらくの間はずっと「かぜのせんりつ」だと思ってました(爆)

この歌は、キャラクターソングの中で1、2を争うほどの知名度だと思います。
それは、言わずもがな、テレビアニメの「第33章 柳宿、永遠(とわ)の別離(わかれ)」の回をご覧になった方にはお分かりになるでしょう。
実はこの歌は、柳宿が亡くなったときのエンディングテーマ曲として使われたものなんです。

曲名:風の旋律(うた)
作詞:柚木 美祐
作曲:家原 正嗣
編曲:戸塚 修
歌:柳宿(坂本 千夏)
使用場所:ふしぎ遊戯TVアニメ柳宿戦死の回のエンディング曲

さて、私自身この歌を初めて聴いたのが柳宿の亡くなるところだったので、どうしてもそのイメージがわき上がってしまいます。。
というのも、歌詞や曲調を聴いても柳宿の鎮魂歌に聞こえてきてしまうのです。

青龍七星士・尾宿との闘いを終えて、命を散らした柳宿。
その散り際はとても静かで、しんしんと雪が降りしきる北甲国で
使命を全うした柳宿の走馬灯のような台詞が歌われています。

妹・庚琳の死によって、女として生きることを誓った幼少時代。
後宮で朱雀の巫女・美朱と出会い、朱雀七星士・柳宿として生きることになった青年時代。
はじめは星宿に近付こうと行動を共にしてきた柳宿だったけれども、次第に美朱や他の七星士にも惹かれ、七星士としての誇りを持ち始めます。
そして、旅路の途中、美朱と鬼宿へ女になった理由を話し、そろそろ潮時だと長い髪を断髪した柳宿。
尾宿から美朱を助けたとき、命がけで美朱を護りたいと思った柳宿は、そのとき男として美朱を想っていることに気が付きます。
歌詞の中に「生まれてきた意味を知った」という内容のものがあるのですが、朱雀七星士として人生を全うした柳宿の力強い決意の想いを感じた歌でした。

そういえば、この企画でキャラクターソングを紹介するのは本日が初めてなのですが、本当に歌い手の方(声優さん)は、キャラクターと一心同体となって歌ってらっしゃるなぁと、歌の良さは勿論のこと、歌い手のハートの部分にも感動しました。
特に「風の旋律」は、死期を迎えた柳宿が静かに歌い始め、後に感情が昂って決意をあらわに力強く歌い上げる様は、本当にそこに柳宿が居て歌っているように思えました。
これは、主題歌や挿入歌とはまた違った魅力があるなぁと思います。

さて今日は、殆ど歌詞など引用せず思ったままを綴らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
明日…というか今日は、青龍ソングを聴きたいと思います♪

第1回『いとおしい人のために』

第1回ということで、やはり始まりはオープニングテーマから書いていきたいと思います。
もう皆さんご存知かと思いますが、まずは楽曲情報から。

曲名:いとおしい人のために
作詞:青木 久美子
作曲:清岡 千穂
編曲:矢野 立美
歌:佐藤 朱美(さとう あけみ)
使用場所:ふしぎ遊戯TVアニメのオープニングテーマ曲

いわずと知れた、ふし遊のOP。
私のふし遊との出逢いもこの曲からです。
昔何度も自宅のピアノでこの曲を弾いたか知れません。(しかも耳コピ)
番組におけるオープニングテーマ曲というのは非常に重要で、特にその番組の存在を初めて知った者にしてみれば、オープニングの印象でその後見るか見ないか決めるといっても過言ではありません。
その点でふしぎ遊戯は、映像も「いとおしい人のために」の曲も非常に惹きつけられるものがあったのです。
私自身、たまたま付けたテレビのチャンネルでふしぎ遊戯のオープニングが始まったときに、何かを感じてそのまま本編を見てしまったひとりです。
では、そんな不思議な思いを抱かせる力の源は何なのでしょうか。
それは、どこか神秘的なメロディと、それに重なるように神秘的な声色で歌われる佐藤朱美さんの歌が大きく関わっていると思います。
そして、今思えば歌詞も非常に印象深いのです。
特に最初と最後の歌詞は皆絶対忘れないでしょう。
「舞い上がれ 朱雀 ミラクル・ラー」
「無限へと開け ふしぎ遊戯」
“朱雀”から始まり“ふしぎ遊戯”で終わる、非常に作品世界が刷り込みやすい歌詞です。
加えて1番も2番も、AメロBメロは、ふしぎ遊戯の物語をまさに「物語っている」気がします。
「伝説が動き出して 本当の私が広がる(遠く響く我愛イ尓)あなたに導かれて(目覚めてゆく魂)光りだす もう1つの世界」
「天と地の間にある めくるめく冒険に夢中 (笑顔見せてイ尓好口馬)あなたに見守られて(愛は光る星座)思い出す もう1つの奇蹟」 
いかがでしょう?
ふし遊の話を知っている人なら、きっとご納得いただけると思います。
これは美朱の冒険なんですね。
四神天地書の朱雀の伝説が動き出して、導かれるまま異世界にやってきた美朱。
2番では、七星士探しの冒険へと繰り出す中で、大切な人に見守られながら奇蹟を願う…
サビでは、美朱の想いが綴られています。
「いとおしい人のために 今何ができるかな 叶わない夢はないよ まっすぐに信じてる」
「一生一度の出逢い 魂に刻んでね どんなときだって愛は 救いだと思うから」
先日購入したCD『ふしぎ遊戯全曲集~歌曲天地之箱~』の歌詞ブックで、作詞家の青木久美子さんも書いていらっしゃいましたが、「いとおしい人のために、今何が出来るだろう」それは、この作品に限ったことではなく、私たちにも当てはめられること。
自分にとっての“いとおしい人”へ、大人になった今だからこそ何が出来るか考えてみたいなぁと思う今日この頃です。

さて、第1回紹介ですが、相も変わらず上手くまとまっていなくてスミマセン(^^;
過去にメルマガでふし遊ソングについて特集していたことがあるので引っ張り出してこようと思ったのですが、残念ながら度重なるPC損壊によりデータが藻屑となっていました(苦笑)
なので、あらためて今の私がふし遊ソングについて思ったことを書いています。
もしかしたら、メルマガで書いていた10年前と変わらない部分もあるかもしれません。
それはきっと、自分にとって譲れないものなんだなと思います。
それでは、明日の第2回へ続く!

第2回『わかっていたはず』

第2回は、私の好きな歌その1です。
完全に職権乱用して趣味語ってるコーナーですココは(爆)

曲名:わかっていたはず
作詞:佐藤 朱美
作曲:清岡 千穂
編曲:土屋 真奈部
歌:佐藤 朱美
使用場所:ふしぎ遊戯TVアニメの挿入歌

さて、本日ご紹介する「わかっていたはず」は、昨日の「いとおしい人のために」と同じ、佐藤朱美さんが歌っていらっしゃいます。
また、作曲も同じく清岡千穂さんがされています。
透き通る声はそのままに、また雰囲気の違った歌い方、曲調です。

この歌を聴いてどうしても思い出してしまうのが、白虎の2人です。
白虎の巫女・鈴乃と白虎七星士・婁宿。
アニメで、2人の切なくも堅い絆の話が出たときに必ずといっていいほど流れていたこの曲。
歌詞も、もうそのまんま!というほどの想いのこもった詞が書かれています。

「通り過ぎる 恋人たちの笑い声 胸を締め付ける
雨上がりの週末の午後なのに 私ひとり街を歩く 傍にいたいのに」

元の世界に戻った鈴乃。
外は晴れ渡って、お出かけ日和の休日なのに、隣には愛しい人がいない。
周囲は当たり前のように、恋人たちが笑い合い寄り添っている。
傍にいたいのに彼はいない。

「そんなことわかっていたはず 好きになればなっただけ苦しむこと
切ないね わかっているのに 想っているあなただけをこんなに 会えないときも」

鈴乃と婁宿のイメージが1番強いですが、もちろん美朱と鬼宿の関係もこの曲で思い出します。
特に、西廊国に来た辺りから、まるで鈴乃と婁宿の話と重なるように、この2人も一緒になれないことを知り、それにつれてこの曲が使われる頻度も非常に多かった気がします。
いまだにサビを聴くと本当に泣きたくなります(/_;)
とても綺麗なメロディーなのですが、歌詞が切な過ぎて…。
好きになっても一緒になることができないとわかっていながらも、想うことをやめられない。
その気持ちが痛いほど伝わってきます。
だから2番でも、会えない相手に対してより一層強い想いが歌われています。

「どんなときも一緒にいてほしいなんて 思っちゃいけないと
抑えていた私の心の声 止められずに今も溢れそうで苦しいの」

心の奥底で留めておこうとした切望も、思いが強過ぎて胸が苦しくなってしまう。
「どんなときも一緒にいてほしい」という気持ちは、恋をした人なら誰しも持ったことがあると思いますが、ここでは、一緒にいられないからこそ、より一層気持ちが膨らんで、願いも大きくなってしまうんですね。

「私にはわかっていたはず 愛したって独り占めできないこと
でも今は大切な想い 私だけが見える真実(ほんと) 信じて愛し続ける」

「会いたい 会いたくてしょうがない」それだけを歌った歌なら、そこまで感動しなかったと思います。
最後のフレーズを聴いて、なんだか報われた気持ち、そして底知れぬ感動を覚えました。
それは、好きになっても一緒になることができないとわかっていたけれども、愛した相手を信じて想い続けることで、共に生きていける!と、強く決心した姿が見えてきたからです。
それが、この歌がただの悲恋歌にならずに、前向きに生きていく主人公の歌になりました。
同時に、魂で繋がっている恋人の姿も想い描けたのです。

歌の解釈は人それぞれですが、私は切ないながらも光を見い出すところを気に入って、ベストソングに選ばせていただきました。

……ここで少し余談を。
昨日のときもそうでしたが、歌詞カードを見ずにイントロの時点で、歌詞をブラインドタッチで打ててしまう自分のヲタクぶりに改めて脱帽します。
(歌詞カードをいちいち確認していないので、おそらく漢字とか振り仮名はところどころ違うと想います)
テレビアニメの曲だったら、軫宿以外は(爆)おそらくこんな感じで打てると思います。
軫宿以外は…というのは、別に軫宿が嫌いなワケではなく、テレビアニメ放送中に、ふしぎ遊戯キャラクターズヴォーカルコレクションというキャラ別のシングルCDが発売したとき、順調に集めていっていたのですが、なぜか軫宿だけ売り切れていて手に入らなかったため、他のキャラソンと比べて聞き込んでいないからです(^^;
それ言ったら青龍ソングもそうなんですが、青龍ソングは私自身が青龍派の人間なので、こちらはすぐ覚えました(笑)
あ、もちろん朱雀も好きですよ♪

それでは、今日は私の好きな曲を選ばせていただきましたが、明日は皆さんに人気のある曲について書かせていただきたいと思います。
お楽しみに♪

更新情報(2010/5/5)

かねてから構想していた「悠宇カラPARTY」と「ふし遊オンリーイベント」に向けての期間限定企画を、明日から開始します☆

その名も“ふし遊ソング”紹介!
名前も何もあったものじゃありませんが(スイマセン…バタバタしてて、気の利いたネーミング考えられずでした(ーー;)、タイトルそのまんまです。
しかも本当はキリ良く5/1から開始予定だったのですが、案の定仕事でバタバタしていたため断念( ̄^ ̄;)
これから「悠宇カラPARTY」までの51日間、できるだけ毎日1曲ずつご紹介できればなと思っています。
(おそらく毎日執筆する時間は無いので、フライングで予約投稿すること必至ですが…)

ふし遊ソングについて、あんまり詳しくない方には親しんで興味をもっていただければと思います。
また、もうバリバリ知ってるよって方には、再びふし遊ソングを聴きなおしていただきながら、思い出に浸っていただければ嬉しいです。
かくいう私自身も、久々にふし遊ソングと向き合います。
もし、紹介した曲の中で、印象に残った曲がありましたら、宜しければコメント残していただけると幸いです♪

それでは、イベントまで残り2ヶ月弱、私なりに盛り上げていきますよ〜(><)
ということで、まずは今まで何だかんだで買っていなかった「ふしぎ遊戯全曲集~歌曲天地之箱~」をAmazonで購入☆
(前にTVアニメのベスト版を買ったので、殆ど曲被ってるんですけどね)
そして、アニメを1話から見返してます~♪

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